Safe、Euclid、Keter オブジェクトクラスの意味、名前の由来をまとめました。

財団用語

SCPでおなじみのオブジェクトクラスについて改めてまとめてみました。

※2018/1/25 その他のオブジェクトクラス追加。

情報源は以下になります。

オブジェクトクラスとは

オブジェクトクラスは、人類を異常な存在から守るため、異常存在の確保・収容・保護を行っている財団が、研究の優先順位付け、予算編成、その他の考慮事項のために全SCPに割り当てた分類で、特に収容の困難性および財団職員や人類全体に対する危険性からクラスが決定されています

基本的にはSafe(セーフ)、Euclid(ユークリッド)、Keter(ケテル、ケーター)からなります。またサブクラスとしてNeutralized(ニュートラライズド)、Explained(エクスプレインド)があり、さらに最高機密のオブジェクトクラスとしてThaumiel(タウミエル)があります。

その他、オブジェクトクラスのないSCP(None)や独自のクラスを用いているSCPも存在します。各SCPに付けられているタグによる分類では、safe / euclid / keter / thaumiel 以外は、Unclassed(アンクラスド)に分類されます。ただ、これはあくまでもタグによる分類上の区分なので、Unclassedというオブジェクトクラスがあるわけではありません。

Safe

Safeクラスのオブジェクトは、現時点において完璧かつ確実で永続的な収容下にあると十分に判断できるか、あるいは故意に活性化させない限りはその異常な影響が発現しない。「Safe」と分類されてはいるが、対象を取扱ったり動作させた際に危険はないということではない。完全に収容できていて、活性化させない限り危険はないと推定されるものがこれにあてはまる。しかしSafeと考えられていたオフジェクトがより危険なEuclid、Keterに再分類されることもあり、取扱いには注意しなければならないとされている。

Euclid

Euclidクラスのオブジェクトは性質が十分に解明されていないか、本質的に予測不能である異常存在。信頼できる収容が常に可能とは限らない一方で、Keter分類に値するほどの脅威を有さない。財団にて収容・管理される異常存在の大多数は、性質が十分に解明されるか再分類に値する危険性を示すまでは、まずEuclidに分類される。

特に自律性、自我、知性を示す異常存在は、それ自身が思考・活動することにより本質的に予測不可能であるため、通常は少なくともEuclidクラスに分類される。

Euclidという名前の由来はエウクレイデス(英語読みでユークリッド)で、ユークリッド原論を編纂し、その中で定義、公準、公理を定め、ユークリッド幾何学を体系化したことから、最初に分類される基準となるクラスとしてこの名称になったと思われます。

Ketel

Keterクラスのオブジェクトは財団の職員および人類全てに対する敵対的な脅威をもたらす異常存在で、なおかつ収容のためには広範で複雑な手順を必要とするか、現時点における財団の技術と知識では完全な収容が不可能であるものが該当する。

これらの異常存在は収容においてもっとも危険なものであるとみなされる。すべての研究の努力は、これら異常存在に対してより信頼できる収容を可能とすることを目標とする。あるいは最後の手段として、時機を見て異常な影響を無力化・破壊する。

Keterという名前の由来はカバラ – Wikipediaにおけるセフィロトの樹 – Wikipediaの頂点でありヘブライ語で王冠を意味するKether(ケテル)から。ゾーハル – Wikipediaでは”すべての隠されたものの中で最も隠されている”と呼ばれ、人間には決して理解できないとされています。

KeterクラスのSCP一覧はこちらでまとめています。

KeterクラスSCP タイトル付き一覧
KeterクラスSCPのタイトル付き一覧です(2017年12月9日現在)。Keterタグのページの一覧にはタイトルがなかったので作成してみました。 記事を作り直しました。最新版は以下をご覧ください。 k-クラスシナリオタグのSCPは...

Neutralized

Neutralizedクラスのオブジェクトは、故意あるいは事故によって破壊された、使用不能になった、あるいはその他の要因により、機能を喪失したか異常性を示さなくなった、もはや異常存在ではなくなったもの。将来万が一、異常な性質が復活・再発した場合に備え、文書は後世のために保存され続ける。

Explained

Explainedクラスは、その性質が現在の主流科学によって説明できる程に完全に解明された、虚偽や錯誤によるものだと明らかになった、もはや収容が不可能となるほどまで公に流布され広まったものなどが該当する。

Thaumiel

Thaumielクラスのオブジェクトは、Keterクラスのオブジェクトのような非常に危険な異常存在に対する収容もしくは影響を無効化するために財団が利用する、極秘かつ極めて希少な異常存在。Thaumielクラスのオブジェクトは存在そのものが財団における最高クラスの機密であり、その所在、機能、現在の状態はO5評議会と非常に限られた職員にのみ知らされる。

名前の由来は、セフィロトの樹の影であるクリフォトの中の一つ、Thaumielから。Ketelと対をなすものがThaumielであることから、Keterクラスオブジェクトへの対抗手段となるオブジェクトクラスとしてこの名がつけられたようです。

その他、独自のオブジェクトクラス

何らかの理由により、特定のSCP報告書のみで使用される独自のオブジェクトクラス。危険すぎるSCPや、SCPの影響等で財団やサイトが通常と異なってしまった場合などに使われることがあります。

基本パターンから外れるため、SCP執筆者が独自のオブジェクトクラスを使用する場合、相応の理由が必要となります。

複数あるのでここでは例としていくつか挙げてみます。

Apollyon(アポリオン)

K-クラスシナリオを引き起こすほど危険であるにも関わらず、現時点で確保、収容、保護できていない、または近い将来に確保、収容、保護できなくなるという、財団お手上げ状態のSCPに付けられたオブジェクトクラス。SCP-2317SCP-3999S. D. ロックの提言で使用されている。

Apollyonは『ヨハネの黙示録』に登場する奈落の王、アバドン – Wikipediaのことで、ギリシャ語で「破壊者」を意味する。

Chesed(ケセド)

SCP-1682-JPに登場するオブジェクトクラス。Chesedはセフィロトの樹の第4のセフィラ(セフィロトの樹には、10個の円形のセフィラと22個の小径(パス)が描かれている)。ヘブライ語で慈悲を意味する。

これを指定した財団は、ある点で通常とは異なる世界の財団であり、このオブジェクトクラスが与えられた理由は、そのSCPがその世界の救済となりうることからのようです。

Daath(ダアト、ダート)

SCP-411-JPで使用されているオブジェクトクラス。Daathはセフィロトの樹の隠れたセフィラで、ヘブライ語で知識を意味する。

SCP-411-JPの財団はSCP-411-JPの影響を受け、財団理念が変質しており、それを表すために使用されていると思われます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?オブジェクトクラスについてのまとめでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

コメント

  1. 書き込み失礼します。
    KetelとKeter表記が混在しているのは何故なのでしょうか?

  2. すみません。タイプミスです。すぐに修正します。

  3. daathは無いのですか?

  4. SCP-411-JP独自のオブジェクトクラスですね。近いうちに追記します。

  5. fuzz a keter (ふざ けてる)とかいうジョークSCPがいたw

    SCP-99999-JP-J だったかな?