SCP-268-JPのTale、エセヒーローどもの茶番劇 私的解釈

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SCP-268-JP tale
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SCP-268-JP – 終わらない英雄譚を紹介した記事のコメント欄で表題:少年の夢と信頼を踏みにじった、エセヒーローどもの茶番劇 への質問を頂いたので、私的解釈をまとめました。

SCP-268-JP についてはこちらをご覧下さい。

SCP-268-JP - 終わらない英雄譚を紹介します。【胸糞注意】
SCP-268-JP - 終わらない英雄譚を紹介しています。
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表題:少年の夢と信頼を踏みにじった、エセヒーローどもの茶番劇

こちらのTaleは、SCP-268-JP – 終わらない英雄譚とSCP-565-JP – 手のひらヒーローズが登場するクロスオーバーTaleです。

手のひらヒーローズは胸糞系のSCPとして知られる作品です。手のひらヒーローズは影響を及ぼした少年を宇宙大帝ジゴックから助けるためと称して、人類に有用な発見や発明を犠牲にし、少年を救うのですが、犠牲となったものは消滅し、助かったはずの少年も2時間以内に死亡します。まさに害悪でしかないオブジェクトです。

しかし、このエセヒーローどもの茶番劇では、この手のひらヒーローズがSCP-268-JPの本に囚われて、ループを繰り返しています。

このTaleでは本来のSCP-268-JPの異常性とは異なり、異常性や表題の変化が逆になっています。

本来は、序章で現実に起きたことが書かれ、一章以降はSCP-268-JP-B(自己犠牲を行った人物)が自らの意志で犠牲になることを選び、ループがおきます。そして自己犠牲で救うことをやめるとそこが最終章となり、SCP-268-JP-A(自己犠牲で救われた人物)が死亡します。

しかし、こちらのTaleでは、序章では上記と同じく、ヒーロー達が何かを犠牲にしてひろしくんを(一時的に)救ったという現実に起きたことが書かれていますが、一章以降はヒーロー達自身が必ず犠牲に選ばれてしまい、ヒーロー達が自己犠牲を拒否した結果、ループしているように見えます。

具体的に言うと、1章では彼らは自分たちが犠牲に選ばれたことに気付き、サイクルを中断しています。

いや待て、やめだ。
なんだこりゃあ?

2章でも同じく自分たちが犠牲に選ばれていることを知ります。

どうしてマイクロファイターズお れ た ちが犠牲に選ばれてる?

その後、16章までループが進みますが、彼らは自分たちが犠牲となることを拒否しています。

ひろしは大事な友達だ!だけどこの身を犠牲に救うって訳にはいかないな!

その後も抵抗し続けますが、ループからは抜け出せず、ジゴックに当たり散らし、発言を██で検閲されることを経て、最終章でヒーロー達はようやく諦め、嫌々ながら自己犠牲を捧げ、ひろしくんを救います。これによりおそらくSCP-565-JPは消滅します。

そして表題は

改題後:大事な友達を悪から救った、小さなヒーローたちの英雄譚

と変化しました。通常なら改題後が侮蔑するような文章となりますが、ここでは褒め称えています。このように異常性が逆転しているようなので、本来はSCP-268-JP-Aに当たると思われるひろしくんは死亡するはずですが、このTaleではひろしくんが生き返った可能性があります。

なぜこのような逆転が起きたのかは、ディスカッションの作者コメントによると、「自己犠牲を強要し続ける」という特性が違う形で発現しているからであるようです。検閲を行うという性質から融通が利くのではと述べられていました。

悪意のあるオブジェクトだからこそ、手のひらヒーローズが苦しむように特性を変化させたということかと思われます。悪が悪を滅ぼしたという感じでしょうか。

 

SCP-268-JP – 終わらない英雄譚
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